多くの技術者が犯す失敗とは?
これまで出会った失敗している人には多くの共通点があります
ちなみに、最初は私もこの方法で失敗を重ねていました・・・
知識を伝えるだけの仕事をしている時です。
一見、なるほど!
ってレベルには知識はあるんですね。
ですが、知識というのは、はっきり言ってまだ素材そのもの
なんですよね・・・。
技術を教えてくれた先生が知識が豊富だから、
そのようになりたいとも思ったのかもしれません。
鍼灸のように解剖生理学がパーフェクトであれば
理論を話すもの大切です。
理論の説明は自己満足
お客様の立場で言えば、そこはまだ前座なんですよね。
というか、私からすればそこのハードルをあげてしまったら
後が大変だよね・・・。
というイメージなんです。
ある鍼灸の資格を持つ子が私と話しているときに
目の下のしわ、たるみ、ゴルゴ線の出来る原因について
語ってくれました(頼んでもないのに)
結論としては、目の奥の筋肉の緩み・・・というのが最後の
オチだったのですが、そこまでの説明はただの説明で
「へー。ふーん。よくしってるね。」という印象なんです。
私は心の中で「こうやってお客様にはなしてるのかな?」と
おもっていました。
話し終えた彼女はとても満足気だったのを覚えています。
ちなみに彼女は全く契約が取れない子でした。
「昔の自分に似ているな・・・。」とも思いましたが・・・。
お客様は改善しに来ている
理論をしって、改善できるのなら、本やネットで十分です。
お客様は望んでいるんです!
自分の目の下のくすみやしわ、クマなどを目立ちにくくすることを!
サロンに来た理由はその原因を知りに来たわけではありません。
私達の仕事をいかにその悩みを解決に導くかということです。
目の奥の筋肉が緩んでいるのなら、それを解決するために、
「こういうことをして、こんなエステをやっているんですよ
だから、この目の下のしわが気にならなくなるまでは
大体3か月くらいのお時間が頂戴したいです」
それに加えて、この技術を3か月やった方のお写真ですよ。
として具体的に期間と結果を明確にして伝えるんですね。
なので、どんなに知識が豊富でも、知識を使うべきところの
コントロールをしなくてはいけません。
筋肉が緩むという話はもっと、お客様が望まれたタイミングで
話すことが有効的になるのです。
知識は自分色に染めて使う
なので、知識はもっと砕いて、別の活用をするべきなんですよ。
もっと、踏み込んで、目の奥の筋肉が緩んでいるんですね・・・。
それ、腎臓疲れているのかもしれせんよ・・・。なぜなら・・・。
と、他の臓器から派生している疲れかもしれないことを
示唆してあげ、腎臓によい働きをする食べ物や、生活習慣の
提案をしてあげることが、お客様からすれば、もっと頼りたくなる
うれしいアドバイスです。
お客様はエステサロンで知識を得て、ホームケアもしなくては
結果が出せません。
ホームケアをしたいと思えるお話し作りを、今の知識から
棚卸していくと、頼れるサロンになっていきますよ!
まとめ
お客様の関心をひくことも重要なお仕事です。
ですが、覚えたことをただ話しているのは誰にでも
出来る仕事になってしまいます。
それでは競合に勝つことは出来ません。
エステジプシーを増やしていくだけです。
知識は自分色に染め上げて、お客様に提供することで
お客様好みの色に変わっていきます。
素材だけでは食べられないものも、料理しだいで
おいしさがどんどん変わっていきますよね。
是非、お客様の心が満足できるお伝え方法を作ってみて下さいね。
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