技術を伴う仕事では、誰しもが技術がうまく
なりたいと思っていると思います。
もちろん、私も長い間そうでした。
仕事のルーティンとして、技術を極めれば
それで良いのか?と言われると、
必ずしもそうではないのだと思います。
技術はやはり経験が長ければ長いほど
精密度が上がる!
としか言いようがない気がします。
ただ、それはやはりそれなりの年月が
必要とされるので今すぐにはどうにも
出来ません。
なので、お客様から技術に対しての
おほめがあればやっぱり一人前という
気がしますもんね。
ですが、それは単なる通過儀式のような
ものです。
技術について褒められるということは
その業界で、とりあえず在籍出来るくらい
と考えていた方がいいのかもしれません。
ちょっと厳しめの言い方なんですが、
技術は出来ていて当たり前なんですね。
では、その精密度がアップすればすべて
解決できるのか?といえば、
これが一番の課題になる
と思います。
どういうことかと言うと、技術が出来る!
というのは、八百屋で言えば野菜が並んでいる
という解釈なんですね。
つまり、技術ができる=商品がある
という考えになるのです。
では、その野菜を並べれば商品が売れるのか?
めちゃめちゃこだわって、どっかの農場から
直接仕入れていれば売れるのか?と言われると
どうでしょうか?
八百屋に行って新鮮な野菜が売っていて
あたり前!
なんですよね?
ただ、八百屋さんの場合はオープンマーケット
なので、相場を考慮しながら価格を設定して
それに対して産地などこだわって・・・という
考えになりますが、私達エステティシャンの
ようなクローズマーケットでは、価格の決め方
というのは自分がこれだけの価値があると
考えればいくらも上げてもいいと思います。
相場というものはあってないようなものだと
考えていかなくてはなりません。
では、高単価のサロンとして
実際に運営していくには?
これから高単価にしたいと思われるので
あれば、まずは既存のお客様からの
引き上げをしなくてはなりませんね。
もちろん、新規でもいいですが、既存の
お客様で実績を作ると新規には話しやすく
まとまりやすくなります。
では、その既存のお客様の単価を上げる
ために必要なことは技術力を上げること
なのでしょうか?
それを考えていたら、永久に単価は上げられ
ないですよね?
なぜなら、技術、トーク面に関してすでに
知られてしまっている相手なので、多少
技術が向上しても、もう感動してもらえる
までにはなりません。
となれば、あとはコースをグレードアップ
することや必要性をしっかりと認識してもらう
ことになります。
なので、技術というカテゴリから更に
踏み込んだ仕事が出来るようにならなければ
いけなくなるのです。
技術ばかり磨いて上手になればいいと
思っているのは、結局のところ自分だけなのです
技術のその先で提供すべきものを知っていれば
そこに注力していくためのスキルを得ることが
必要だと気付くのです。
なので、技術に固執してしまうのは、
先のことが見通せない自分のこだわり
になってしまうのです。
1DAY講座では!
今ある技術を活かして、高単価のメニューに
シフトしていくワークも含め、カウンセリングで
お話しすべきことなど、お客様目線の考えを
学んでいくことが出来ます。
技術と知識はバランスよくお伝えすることで
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