エステというのは、接客業の中でも
少し特別な分野にあると思います。
私個人としては、エステと言う特殊な
接客業であった為に、救われることが
多々ありました。
もし、美容師だったら、お客様と結構トラブル
になっていたのかも知れないな・・・。
と思ってしまいます。
化粧品販売時代も、エステがあったからこそ
うまく出来たと思うことがたくさんありました。
なぜか?
お客様は緊張している間、つまり技術はじめは
割とおしゃべりをしている状態にありますが、
だんだんと副交感神経が優位になるので
眠くなり、話もすくなくなります。
そして、なにより救われていたのが、寝ながら
聞いている話というのはほとんど頭に入って
いないという状態になっているのです。
つまり、私は技術はじめに、自分の勝手な
トークやおすすめなどを自分のペースで
炸裂していることが多かった・・・と
思っているからです。
ただ、「失敗したな…」と思うことが
何回もありましたが、実はお客様が
結構お休みになられてくれていたので、
序盤に言っていることをほとんど忘れて
くれていたのです。
それに気づいたのは、私が勝手に話はじめた
商品について、興味がなさそうだったのですが
「○○も下さいね!」と注文して頂いた
のです。
おそらく、お休み前に潜在意識の刷り込み
をしてしまったんだな・・・。と思いました。
これはたまたまな出来事だったので、決して
おすすめする話ではありませんが、
エステの場合、お客様がほぼ裸の状態で
横なるという非日常的な行為をしているので
割とストレートな物言いでも、それほど相手には
強く伝わっていないという印象をいろいろな
場面で知りうることができました。
なので、逆に言ってしまえば、施術中の
話は割とはっきり話してお伝えしておかなく
ては、お客様には全く響かないということも
言えます。
なので、基本的には序盤に身体についてを
しっかり伝えておくことが必要です。
中盤以降は話がほとんどできないので、
お客様に気づきを与えるには序盤を
使うしかありません。
そのため、施術中に伝えることは簡潔に
しかもお客様が「ドキッ」とするような
ことを伝えておくことがベターです。
ただ、施術に関してはあくまでもソフト
なので、お客様は「ドキッ」としても
しっかりとお休みになることが出来ます。
コース前にもちろんカウンセリングも
しっかりと行っているので、お客様は
「ドキッ」としても、○○さんなら状態を
よくしてくれるはずだな・・・。と安心も
同時にしてくれます。
そのようなお声掛けもしていけばいいのですから。
エステ中にお客様が技術だけではなく、
お話の内容をどのように感じているかを
客観的に体験してみることは、エステの
接客として大切な要素になります。
他社のエステを受けに行くことも学びの一つ
になるので、是非それもされるといいと思います。
ただ、他社のサロンに受けて、感じるだけでは
なかなか正解へと導かれにくくなってしまうので、
勉強会を活用して頂ければいいかな
と思っています。
アイモデルで施術が確認でき、ワークでやった
カウンセリングもどのように活きてくるか
確認できますよ。
ご興味があれば是非参加してみて下さいね。
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