先日練習でマッサージを受ける機会が
ありました。
以前もその方のマッサージを受けることが
ありましたが、今回はとても残念な状況でした。
技術を教える機会も多くやっていると、その人の
心の状況もわかるようになります。
今回、練習されている方は明らかに
心ここに有らずの状態でした。
マッサージ自体が悪かったわけでもないと
思います。
相手を喜ばしたい。という気持ちもあったとは
思います。
ですが、どこか淡々とした白々とした気持ちが
伝わってしまいました。
なんとなく相手に合わせてやっている。
がんばってやっていても、自分の喜びではない。
そう。
一番のポイントは自分の喜びではないということ。
お客様にオーダーされた仕事をしているのですが、
その仕事を自分の喜びに出来ているかどうか?
相手に良い結果をもたらすことが自分の喜び
であるかどうかが問題なのです。
ちょっと複雑な状況ではあると思います。
お客様のためにやっていることを
自分の喜びにする。
ということ。
それが出来るということは、仕事をしていく
上でもかなりの上級者になれるということなのです。
ただ、形式ばったマッサージをすることなど
練習を重ねれば誰にでも出来ることなのです。
ですが、相手が喜ぶことが自分の喜び。
という領域になるには、少し自分を達観出来て
いないと、その心境には至りません。
まだまだ技術を覚えたり、お客様のために
いろいろな技術をあれこれ提供している
うちは中々達観することが出来ません。
目の前の事に必死になってしまっている
ので。
ですが、少し余裕をもって考えて見ると
今日のお客様の気持ちならばこういった
マッサージをしてあげよう、こんな感じが
リラックスできるのではないか?
など、お客様の状況に応じてカスタムしたい
という気持ちが芽生えてくるのです。
そのピンとがあってくることによって、
お客様はまた来たい、ずっと担当して
もらいたいという気持ちがわいてくるのです。
このあたりの状況を把握し、コントロールできる
ようになるにはそれ相応のスキルが必要
になってきます。
ただ、コツをつかむようになると、面白いくらいに
スルリと解決できるようになってきますよ。
是非、そのコツを勉強会で学んでみて下さいね。
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