美容業界が発展していかない
理由の一つに、一流の人に学ぶ
という風潮があります。
私ももちろん、かつてはいろいろ
な方から学んできましたので
一流の人に学びたいという
気持ちはとても良くわかります。
売れている人や、成功している
人から学ぶことは確かに
たくさんありますよね。
新人時代ならばそれも大きな
夢を抱くためのモチベーションと
して参考になるのかもしれません。
あの方から学んでいる!
という気持ちももちろん大切ですね。
ですが、基本的に、一流のプレイヤーは
教えることに関しては決して
一流ではない!
ということを知らなくてはなりません。
いろいろな講習を見てきましたが、
それじゃあ、だめだな
と思えるようなことがたくさんありました。
もちろん、凄い先生もたくさんいました。
ちなみ、何がダメなのかというと、
それは、ある程度完成された人には
分かる話。
ということが多いからです。
つまり、そこに参加している方という
のは、現状を変えたくて、参加している
のに、一流の方の話は確かにすごい
と思わせられるような感動はたくさん
ありますが、受けた方が現場で
活かすことが出来るか?
はっきり言って出来ません。
なぜなら、レベルが高いからなのです。
正直、その講義を聞いて出来る
のならば、まずそこに来る必要が
無い。
というレベルにはいます。
確認作業のために来ているのなら
身になる講義ばかりだと思います
情報交換会がだと思えばかなりの
収穫はあるはずです。
ですが、教わる側はそうではない
ハズなのです。
結局、一流の方の講義を受けて
満足の世界になってしまいます。
なのでそれを聞いて、すぐに売り上げに
直結する成果があったか?
おそらくないということがほとんど
だと思います。
お客様に喜んで頂けました。
という精神論は必要ないはずですよね。
結果と言うものは対価でお受け取り
しなくてはなりません。
お客様に喜んで頂く=売り上げが上がる
といういう現実を見なくてはなりません。
その講習に払ったお金をしっかりと
経営に活かさなければボランティアです。
もちろん、最初から上手くいくとは
いいませんが、何年たっても同じことを
しているのなら、そろそろ考え方を
改めなくてはなりませんね。
普通に考えればわかることですが、
一流のアスリートのコーチに
一流のアスリートはいませんよ?
技術の世界でも、教えることと、
アスリートとして活躍することは
全く別の分野です
一流のアスリートは子供の教室に
くらいしか行きませんよね?
イチローも監督にはなりません。
教える技術、人を伸ばせる技術
は全く異なっているので、もし、
本当にプレイヤーとして伸びていく
事を切望しているのなら、学び方は
変えていくことが必要かもしれませんね。
自分も教える側の体験をすることは
そういった仕組みを知る良い機会に
なると思います。
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掴んでくださいね!
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