私が美容業界に入ってすぐに
ある先輩が
「やっぱり私お客様が好きなんだよね」
と言っていることがありました。
その時の私は
「お客様が好き?お客様なのに?」
と思っていました。
勝手に失礼な人だな・・・。とおもって
いました。
今考えると、そういう考えだったので
私は最初の頃はあまり売れなかったのです
が・・・。
今でも時々いわれてしまうのが、
ビジネスライク
という事。
そういう部分も必要だとは思っているので
あまりにも依存的な要素が強い人には
そういった面を時々強くみせることが
あります。
ただ、今はもちろん
「お客様が好き」
です。
お客様と話すとやっぱり楽しい
ですし、いろいろなことを考えさせて
もらえるので、うれしくなります。
私は、先輩が
「お客様が好き」
と言った時に、とっても失礼なんですが、
「そりゃ売れたらお金になるからでしょ?」
というブラックな考えを持っていました。
もちろん、今はそんなレベルで物事を
考えたことなんてありません。
例えば高額のお客様、そうでないお客様
といるのですが、そうでないお客様が
嫌いか?
そんなわけありません。
その方が支払える最大の方法で
私の技術を受け入れたいと考えて
くださり、ご自身の物にされようとしている
姿を見ると、出来る限りのことを
させてもらいたいですし、それによって
結果を出されて、自信につなげて
もらえる過程を見ているとこちらも
学ぶことが多くなります。
決してサービスをして。
というつもりはないのですが、その方の
情熱は結果、最大限のサービスを
私から引き出すのでしょうね(笑)
先日もお客様とのカウンセリングで
一生懸命話を聞いて自分のものに
しようとしてくださっていた姿勢に
とてもうれしくなりました。
私も、相手の事を思って行動したり
していますので、それを感じて頂けた
ということも更に関係が深まった気が
します。
言いにくいこと、言いづらいことも
たくさんありますが、責めずに、指摘して
改善すれば、今以上の成果や効果が
あることを伝える。
もちろん、誠意をもって。
ポイントは行動だけではなく、きちんと
伝えてわかってもらうこと。
相手がわからないのに、やってあげた
と思い込んでいるのは、トラブルのもとです。
ダメな要素をしっかりと指摘してあげて
キチンとサポートする。
そして、こうした方が良かったと伝える
ことで、自分の行動を反省し、さらに
進化することが出来るのです。
「お客様が好き」
と思える時は、ともに成長し、
信頼関係が得た時に思うことだと
思います。
「お客様が好き」
だと思えるとやっぱり仕事も楽しいですしね。
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