理解とわかる。そして知る。
このあたりの意味合いは似て非なる
もので、自分で解釈することはとても
難しいことです。
なぜなら?
理解が出来ていないということが
わからない人は、わかるを理解したと
勘違いし続けるからです。
では理解とは一体なんなのか?
理解というのは読んで字のごとく理屈が
解るということなんですね。
つまり、人から聞いた、学んだということを
教えてくれた人と同等のレベルでわかって
いるということになります。
学生時代であれば、学校の勉強が一番
理解度を示すことが出来ますよね?
つまりテストの点数が良い科目は理解が
出来ているのです。
テスト勉強の時でも、教科書を読んで
終わり。
という勉強は。知った。だけです。
だから、質問に答えることが出来ずに
悪い点数になってしまいます。
良い点数を取るためには?
教科書の中で何を伝えたいか?
ということを理解しなくてはならない
ということです。
国語であれば、必ず聞かれることは
主人公の気持ち。ですよね?
ただ読んでいるだけではわからないので
勉強する時に質問をよんでから
文章を読め。
というやり方を教えてくれる人もいます。
理解していく。というのは、何を訴えかけて
来ているかをきちんとわかって、答えられる
というところまで来なくてはなりません。
私もそうですが、学生時代はテスト勉強が
嫌でした。
というか、解らないので、どうやって勉強
していいのかもわからなかった気がします。
何度も教科書を読んでも、言っていることは
わかっても理解が出来ないという状態
でした。
なので、解っているのに出来ない。
という指摘を先生からよくされていました。
ですが、今の私からすればわかっているのに
出来ないのではなく、わかっていない。
だけなんです。
ちゃんとわかっていれば、理解するように
勉強出来るのです。
最近、偶然にも同級生と集まる機会が
増え、昔話をするようになり、ある方が
「中2の時に数学をかなりやり込んだ」
と言っていました。
今ならわかりますが、当初私は、彼は
努力せずに出来ている。くらいにしか
思っていませんでした。
自分が出来ない時、自分が正しい努力
が出来ていない時というのは、本気に
なれていないのです。
私の後悔は今くらいのモチべーションが
学生時代にあれば人生が変わったのに
とまでも思っています。
結局出来る出来ないを決めている
のは自分に他ならないのです。
今でも覚えていますが、学生時代に
私はもっと頑張らなくてはいけない
ということをわかっていいにも
関わらず逃げた記憶があります。
「頑張っても頑張らなくても自分の
運命は決まっている」
と考えて頑張りませんでした。
もちろん、後悔はしていますが、
結局その時そういう決断をするような
レベルの人間だったということです。
なので、その後はやっぱり学校成績に
関しては苦労してしまいました。
そうやって、自分で自分の良いように
流していっても結局自分の思うような
よい展開にはなり得ません。
ずっと、後悔してしまうことになります
勉強でもなんでもそうですが、理解が出来ない
から上手くいかないのであって、
理解できるようになるまではそれなりの
取り組みは必要なんですね。
もし、今理解が出来ていなくて、理解の
仕方がわからない・・・。
そんな状況があるとしたら、お話を
することでも状況が変わるかも
しれませんよ。
是非、個別相談や、勉強会などを
利用してみてくださいね!
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