先日お客様の技術に入っていた時に
お客様の身体が殺気だっている・・・。
と感じました。
割と和やかでフレンドリーな方
なんですが、技術中の声掛けにたいしても
なんだかつれない感じだったので
なんか怒ってるのかな?
なんて考えながら技術を進めていました。
背中のマッサージを中々終えることが
出来ないくらい、お客様の殺気が収まらず
少し鎮静化出来たと感じたところで、
身体の前面のマッサージに移りました。
前面になってからは、早々と肺から
酸素が入っていくようす、呼吸がリラックス
している様子も取れ、時間通りに仕上げる
ことが出来ました。
コース後にお客様に体感等を伺うと、
「内臓が動くかんじ?正しい位置に
戻されている感じ・・・。」
という答えを頂きました。
更にお話を進めて、
「今日はあまりフェイシャルでリラックス
できていませんでしたよね?」
と尋ねると
「そうなんです!なんか頭に4桁の数字ばかり
浮かんできて・・・ナンバーズにいくべき?
っておもっちゃいました。」
とのこと。
「交感神経がものすごく高かったですね」
「殺気だっていましたよ」
と伝えると、
「途中までなんだか落ち着かずに終わりころに
ようやく寝られそうになってきたんです…。」
と言われました。
つまり、お客様の身体の状態が私に
キチンと伝わって来ていたのです。
なので、前半はとにかく技術に難儀して
しまいました。
交感神経が高い状態が続くとマッサージで
鎮静化させることにも相当な時間がかかります。
そしてどんなマッサージを施すことで
その状態を鎮められるのか?
お客様の身体と対話できるようにならなければ
いけませんね。
もちろん、コース前のカウンセリングでも
しっかりと状況をお聞きし、身体の状態を
把握してから技術を組み立てていくのですが、
やっぱり、何回か技術に入っていかないと
解らない部分もあります。
ただ、そんな時に一番大切なのは、
コース後のアフターカウンセリング。
アフターカウンセリングで、技術中に
感じていたことなどをしっかり伝える
ことで、お客様の信頼感、安心感に
繋がってきます。
基本、身体を触っている私達は
そういった感性に関してはおそらく
違わないと思いますし、間違っていたと
しても、技術で思ったことを伝えるだけで
お客様も何か思い返すことや考えることが
出てきます。
私はアフターカウンセリグで、技術中の
出来事や、自分が感じた根拠みたいな
物を伝えるようにしています。
すると、お客様が前回に疑問だったことも
お伝えしてくれたり、理解して下さる
ようになります。
身体と対話しながらの技術をすることで
お客様との答え合わせができ、
考えや感覚の行き違いの防止策にも
なります。
是非、アフターカウンセリングにも
気を配ってみて頂けるといいと思います!
お客様はコース後に体感と、理論が合致すると
より強く信頼して頂けるようになりますので。
勉強会でもアフタ―カウンセリング等の
効果的な進め方をお伝えしていきますよ!
よかったら知ってみて下さいね!
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