私の母は専業主婦でした。私にとって
それが良かったこと、悪かったことがあります。
ただ、自分が外で働いたり、家で働くようになって
思ったこと。
やっぱり、専業主婦である母の生き方が
自分に刷り込まれている。
と思いました。
ですが、それは否定的ではありません。
私もそうしたい。
と思うようになったからです。
そして、私がこれまでで一番尊敬している人。
というのはお友達のお母さんで、専業主婦を
されている方です。
なので、私は専業主婦に対しての偏見はあり
ません。
むしろ、その特権を活かしていろいろなことに
挑戦できるのではないのか?
とまだまだ日本という封建社会の国をみて思うのです。
日本という社会は女性が自立すること、活躍すること。
口では応援している。と言っても実際はほとんどの
支援をしてくれません。
現実は女性は男性の力を借りて生きろ!
というお国柄は昔も今もほとんど変わりません。
ただ、私はそういった部分に悪いことばかりを
感じていません。
なぜなら?
この仕事をしていて、社会で頑張って働く女性ほど
身体を壊している。
そんな状況を目の当たりにしてきたからです。
男性と女性をなぜ社会は対等に扱おうと
するのか?
どちらにも責任があるのではないのかな。
とも思います。
女性は女性ならではの特権、女性にしか出来ない
ことを上手く主張すればいい
その上で、自分の意見をぶつけるべきだと
思います。
同じことをやって対等にぶつかれば、体力的にも
身体的にも劣る女性が負けて当然です。
男性を上手く扱う。
ということが出来なくてはならないな。
(言いかたは少しわるいですが)
と思いました。
男性こそ単純な生き物ですからね。
自分に良くしてくれる人間を守ろうと
してくれる本能があります。
つまり、外で戦ってもらう。
ことをしてもらえばいいのです。
例えばお茶くみOL・・・
なんて昔はそんな言葉がありましたね。
ですが、それを上手く利用しなくては
いけなかったのではないのかな?
と思います。
水商売の方はそれを上手く出来ている
と私は思っています。
同じ仕事で張り合う。
ということをしなければ、男性にも認められ
女性も働きやすい社会は出来ていたのでは
ないのかな・・・
とも思います。
男性が知らないことを教える。
ことも出来、会社の発展、社員の働きやすさなど
女性目線でたくさんの豊かさを与えることが
出来たとも思えます。
なぜそうなれなかったか?
家にいるお母さんが働く家庭が増えてしまった
為に、お母さんが司令塔。
という家庭が少なくなってしまったからなのでは
ないかな。
と思います。
黙ってみている。
ということも仕事の一つです。
そこに居てくれるだけで助かったり
安心できる材料がたくさんある。
ということも知らなくてはならない
気がします。
一般的に、専業主婦。というと
何故かなんとなく何もしていないという
イメージかお金持ちのマダム・・・
というイメージですが、実際私の尊敬する
専業主婦のお母さんは夫を地元でもナンバー1の
スーパーの社長に育てましたし、息子や嫁との
距離感、娘へのアドバイス。どれをとっても
完璧な人だと思いました。
私はその方の生きざまをしって、そうなるには
わけがある。と確信しました。
その頃から、私はやっぱりそういう人に
なりたい。
という気持ちが強くなっていったと思います。
自分の母親はどちらかというとぐーたらな
専業主婦で、そんな母親を見下していた
時期もありました。
ですが、母が居たことで人がそばにいる事
というものの大切さを理解することも出来る
ようになりました。
しつけが・・・育ちが・・・というよりも
なによりも第三者目線をいつも与えてくれた。
ということが良かったと今では思います。
つまり、客観的に見て容姿や振る舞いに
ついての指摘をたくさんされたこと。
それが、私が客観視出来るようになった、
一つの理由でもあると思います。
最近、身近な人にどうしてもいやなことを伝える
ことがあったのですが、それについても
非常に時間はかかりましたが、相手が気付きを
得て、自ら正しい方向に動きたい。
と感じてもらえるように伝えることが出来ました。
それにおいて、昔は全く出来なかったこと
だったので、かなりの自信にはなりました。
対等でいたい。
仕事で評価されたい。
仕事をバリバリこなすことで認めてもらいたい。
という感情ではおそらく上手くいかなかったと
思います。
まだまだ長い人生です。
一つ一つ学びながら成長していけば
身近な人の成長にも貢献できるはずです。
気を長く持って人生を楽しむ。
いろいろな経験をすることで
ヒトの成長を喜べる人間であるように
なりたい・・・。と思います。
よかったら、なにかお役に立てるかも
しれないので、是非ご相談くださいネ!
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