サロンを経営していると、技術が良ければ
お客様が離れない!
と思って見える方も多いと思います。
間違いではないですが、正解でも
ありません。
私もかつてはその一人でした。
何年も技術にこだわって、結果の出る技術
について答えを探し続けました。
ですが、結果が出る技術があれば
お店は繁盛するか?
という問いに関しては、結果の出る技術を
しってこそ、そこが繁盛のポイントではない
ということがわかります。
結果の出る技術は、どちらかというと施術者の
安心のようなものなんですよね。
私達エステティシャンは役務提供であるので
結果というものは目に見えてわかりづらいもの
えす。
例えば5キロのダイエットをしたいお客様に
数字だけ5キロ痩せさせても、胸が小さくなったり
筋肉がなくなったり、肌のハリがなくなったり
と別の副作用が発生したら、お客さまは当然
不満足になります。
痩せるために必要なことが、綺麗と同時にできるか?
ということも考えなくてはなりません。
いくらお客様が3か月で5キロ痩せたくても、
副作用が出るような痩せ方では
結果といえません。
と、これは技術者目線のお話ですが、
5キロ痩せる!という事実はお客様
にとっては結果でもあるのです。
なので、どんな状態になっても5キロ痩せる
ことでいいという方もいます。
これが現実です。
ただ、私達は技術者としてそのやり方は
良くないとわかっているから、技術を
学ぼうとします。
そして、その学んだ技術の価値というものを
しっかりとお客様にお伝えができなくては
技術の価値が単価に響いてこなくなって
しまうのです。
単価を上げる為に必要な行動は
ブランド力を徹底してあげることに
あります。
こだわりというのは、ブランド力を上げ
そのブランドの価値を受け入れてもらう
事だと思います。
エステサロンの経営が難しいのは
そのさじ加減が問題です。
つまり、お客様に気づかせるための
サロン側のアクションの取り方が
技術のよさよりも評価されやすいということです。
つまり、ブランディングをしっかりとして、上手く
告知できているかということの方が重要です。
集客で使う手法ではありますが、実際カウンセリング
でもほぼその手法を使ってやらなくては
なりません。
なぜなら?
マッサージに入る前まではお客様は
現物の商品を見るわけでも知るわけでもない
ので、想像の世界で購入を決めなくては
ならないからです。
カウンセリングの場面でほしいと思って
もらうことがとにかく重要です。
技術が100%すごくてもお客様が
100%満足するとは限りません。
100%の満足感を引き出すように
カウンセリングは仕込んでおく必要が
あるのです。
数字に反映してくるのはこういった土台
を作っていくことにありますので、
技術にこだわっているのなら
カウンセリングに重きを置いて考えると
大きな成果につながるので、是非
一度カウンセリングを見直してみて
くださいね。
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