昭和から平成の時代というのは
とにもかくにも働くということがテーマ
だったような気がします。
私自身は44歳になりましたが、
周囲の同年代の方をみていると
どこか、愛情について枯渇している
イメージがあります。
愛情に飢えていると言っても
良いのかもしれません。
私達世代の人間はバブルもあまり
経験できなかったので、物質的な
もので完全に満たされたこともなく、
働いても何気に評価されにくい世代
なのです。
なので、どこか斜めから物事を見る
きらいがあるのかな。
と思っています。
そのため、損得勘定がない行動を
いまいち信じられない傾向にも
あります。
ですが、愛情的なものには飢えている
という厄介な世代でもあります。
先日同年代の方に技術についての
相談を受けました。
正直、損得勘定だな。
と思いました。
技術は上手くなりたい。でもリスクはいや。
根底にこういった考えがあるのが透けて
見えるようでした。
あたりまえですが、成功に全くリスクの
無いことなんてありえません。
自分を変えたいと思ったら、今の心地よさを
手放すことも必要なのです。
私達の年代は頑張っても、頑張ってもなかなか
成功といううまみを味わえず、
そこそこ・・・。という感覚に慣れてしまっている
のかもしれませんね。
なので、今の状況も甘んじているくらい
なのに、これ以上悪くなるなんて・・・。
と言った思いが強いようです。
ですが、それでは技術においても人間としても
成長することが出来ません。
出来ないことをチャレンジすることに成長は
存在します。
ピンチはチャンスといいますが、無理かな?
と思う時こそ、成長し、状況は好転します。
もちろん、いきあたりばったりでもありません。
考えて、準備してという工程を経てです。
相手の事を考えて、これなら大丈夫。
というのはもちろんですが、
相手にわかってもらうために、時に強く
言ってしまうのもまた一つにあります。
そこでダメであるのなら、何度もその事を
繰り返すか、所詮出来ないで終わります。
そこには、失うリスクももちろん潜んでいます。
その壁を越えてもらえるかは確かに相手
次第になりますが、それでも成長してもらう
もらいたいと本気で願うからこそ言うことだと
思います。
中途半端ではなく、相手に気づかせるための
言葉がけは必要なはずですし、上手くいけば
大きく成長してもらえます。
いつも正面から向き合うことも、愛情の一つで
仕事においても育てていく部分だと思います。
いつも気にかけてくれているという気持ちが
相手に伝われるようになると、信頼関係は
結ばれるようになります。
そうなるためにはコツコツと努力をしていく
以外の方法はありませんけどね。
これを言ったら相手は落ちる!なんて
端的なテクニックは通用しない時代が
来ていますよ。
表現力や感情面の養い方や伝え方
についても、ポイントを知っておくと無駄な
時間を使わず、正しい方法で努力が出来
成功へ近づきやすくなりますよ。
私も、自分のマインドを安定させるために
好きなブログは毎日読むようにするなど
して、感情面にムラをなくすようにしています。
受講して頂いた方もこんなブログでも
熱心に読んでくださっていると聞くと
毎日更新しよう!
と思えるようになります。
人を変えられるのも、育てられるのも
人間がかかわって出来ることなので、
エステのように、人と人が直接介して行う
仕事は特に自分自身の軸を安定することが
大きな成長となり、お客様に認めてもらえる
ようになれるのです。
リスクをしっかりと考えながらも、
信念に従って行動することの方が、
最小限のリスクで済むと多くの経験を経て
思います。
損をして徳を積む
という諺がありますが、損をしても
しっぱなしではないので、本気で与えたものは
何倍にもなって戻ってきます。
まずは、リスクを恐れず腹をくくることが必要
です。
何かを変えたいとねがうなら、まずは腹をくくる
ことで、物事はかわり、自分自身の愛情に
ついてもわかるようになりますよ。
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