私が化粧品を販売している時代、
当時の営業所の所長さんから
こんなことを言われました。
「家庭が一番大事」
正直いい言葉とも捉えられたし、
悪い言葉にも捉えました。
「じゃあ専業主婦がよくない?」
と反骨精神ムキムキの私は思うわけです。
ただ、その所長さんはとっても苦労人
だったのでした。
離婚してお子さんが3人いて、女手一つで
育てた方なのですが、子供が幼いころ、
夜仕事に出ていた時に、子供が火の取り扱い
を間違い、火事にしてしまい、お子様を
一人失ってしまいました。
そんな、経験がある方だからこそ、言える
「家庭が一番大事」
というセリフ。
ただ、いろいろな話を聞いていると、
その所長さんがもう少し人に甘えたり、
柔軟であれば良かったのかもしれない。
と今だから思うことがたくさんあります。
たぶん、「お金が全て」だったのかも
しれません。
ですが、その割には「母子手当」など
国から補助されることを非常に恥に思って
居たようなことも言っていました。
正直、時代も時代だったからこそ、
頑張れば成果の出る仕事だったと思います。
某有名企業の部長クラスの給料と変わらない
程稼いでいたとも言っていました。
家も建てた。
そんな話も自慢気にしている時もあります。
ただ、どんな話をされても、やっぱりわたしは
火事の話を聞いてしまったときに、うらやましい
とか、憧れみたいなものは一切ありませんでした。
まあ、反面教師として見習わせてもらいましたが・・・
お金を稼ぐことだけに躍起になってはいけない。と。
正直、何で母子手当もらってはダメなのか?
そんな変なプライドがあるから子供も自分も
取り返しのつかないことになってしまったのでは
ないかと思います。
頼れるところは頼って。
甘えるときは甘えて。
頑張る時は頑張る。
そんな人生をもし歩まれていたのなら、
きっと、もっと説得力のある方になられて
居たのだと思います。
もちろん、頑張ってきたことは間違いでは
ありませんし、それだけのものを得ているのも
わかります。
ただ、自分の意志ではなかったようですが、
所長という立場になられたのなら、下の人間を
動かすための学びもしていくべきだったのでは
ないのかな?
と思います。
とにかく、過去の栄光にとらわれ、今を知ろうと
しない姿勢は顕著に現れていましたので。
私が化粧品をやめようと思ったのも、そういった
背景も一つの要因にはありました。
人を育てることこそ、後の自分の成長に繋がります。
子育てもそうですが、育てている最中は決して
楽ではないですし、制限も多くなり、自分の仕事も
思うように出来なくなります。
ですが、そういった不自由こそが成長の糧となり
戻って来ることも知っています。
人に伝える、教える。
このシステムの必要性を私はおそらくこの時期から
学んでいたような気がします。
体内クレンジングエステを作ったのも、お客様が
もちろん第一ですが、それだけではなく、体内クレンジング
エステを導入したサロンがどんどん広めていってもらえる
システムも作りたかったからなんですね。
互いにとってWINWINな関係性を構築できるように
していきたいと考えています。
新たなビジネスとして育てられるように
少しずつ歩んでいきたいとも思っています。
ですが、まずは!
サロンの売上を安定して、結果の出るシステムを
取り入れていただきたい!
体内クレンジグエステを是非、もっと知って
たくさんの方に伝えて頂きたいです。
オンライン勉強会も開催していますので、
是非ご利用くださいね!
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